東京都港区にお住まいのお客様からお譲り頂きました。
旧日本海軍の軍刀、中でも士官が使っていたと思われる短剣になります。
製作された時期は昭和初期頃。装飾部のあちらこちらに、旧日本海軍（大日本帝国海軍）の
トレードマーク、桜の紋があしらわれています。

お客さまは軍もの、中でも旧日本軍のお品を数多く集められている、コレクターでした。
そのためご自宅には、この短剣以外にもたくさんの軍装品がずらり。
海軍・陸軍の軍服、大日本帝国時代の最上位の礼装である大礼服、軍帽、軍靴、肩章、
出征旗、勲章など。
今回の短剣は同じモデルでより状態のいいものが手に入ったため、手放すことを
決めたのだそうです。

特に目立ったのは、軍服などの制服でした。それも、状態のよいお品がほとんど。
「申し訳ないが、制服類は売れない。何というか、仕事で凹んだときなどに飾ってある
制服を見ると、気が引き締まるというか、『ビシっとしろ』と、日本人としての大先輩から
薫陶を受けているように思うんですよね」とお客様。

お客様と海とは、深い繋がりがありました。20代後半で海上輸送に関する
コンサルタントとして独立。現在では海運に関する幅広い情報を網羅するWebサイトを
展開するIT企業を経営されるまでにご成長。
「ビジネスの勉強も兼ねて、旧日本海軍のことを調べたことがあったんです。
そうしたら、すっかりハマってしまって（笑）」そう話されるお客様は、紺色の
スリーピーススーツをビシっと着こなされ、まさしく海をフィールドに働くデキる
ビジネスパーソンという印象でした。

買取査定員からのコメント

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