買取実績
東京都文京区にお住まいのお客様からお譲り頂きました、柿右衛門の湯呑になります。
お客様の家柄は、先祖代々文京区に暮らしているという名家。
小石川後楽園近くにあるご自宅は、和モダンなつくりのお宅で、大人の背丈以上は
あるコンクリート製の塀が敷地を取り囲む、いわゆるお屋敷でした。
その塀に設けられた玄関をくぐり敷地に入ると、そこには手入れの行き届いた、
日本庭園が広がっていました。一般的な家がもう1軒家建ちそうなほどの広さで、
踏み石、池、灯籠、紅葉、松などで構成されていました。
焼物に関しては先祖代々、自然と品数が増えていったそうで、
定期的に整理されているとのことでした。
そのため今回もこの湯呑のほかに、10点ほどの焼物をお譲り頂きました。
その多くが有田焼で、壺、お皿などを買い取らせて頂きました。
「有田焼が好きなんですよね。中でもシンプルでありながら、独特の色使いで個性を出している
柿右衛門の作品が好きなんです。ですから現行品も買っていますよ」と、お客様。
焼物に詳しい方であればご存知かと思いますが、柿右衛門の作品は現行品も含め、
かなり人気があります。
今回のお品のように、共箱、説明書きがあり、欠損などのダメージがない場合は、
査定額が増します。
なお今回は窯物の作品ですが、本人作であればぐっと貴重価値が高まります。
この場合、1点からでも喜んで出張買取致します。
お客様のご親族には、大学教授や研究者が多いとのこと。そのためご自宅には分厚い専門書が並べられた大きな本棚が壁一面にありました。「仕事で行き詰まったとき、柿右衛門の作品を見ていると心が落ち着くんです」とお客様。お仕事で使われるのでしょう。万年筆やボールペンなどの文房具にもこだわりが見られました。次回は焼物ではなく、ステーショナリーグッズをお譲り頂くお約束をして、ご自宅を後にしました。身近にお手放しをお考えの柿右衛門作品はございませんか。お心当たりの方はこちらの査定フォームこちらの査定フォームよりお気軽にお問い合わせください。