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買取実績

買取実績: 【茨城県那珂市】オールドノリタケのティーポット、ミニタンブラー、ボウル、小物入れ等7点を買取しました。

商品名

【茨城県那珂市】オールドノリタケのティーポット、ミニタンブラー、ボウル、小物入れ等7点を買取しました。

買取種別
出張買取
買取金額
5000円

カテゴリー

今回の買取実績でご紹介するのは熱心なコレクターの多いオールドノリタケです。
ティーポット、ミニタンブラー、ボウル、ソーサー、小物入れの合計7点を5000円で買取しました。
オールドノリタケ20160331 (4).jpg
こちらのオールドノリタケは、倉庫の片づけの際に出てきたものだそうです。
昔、倉庫を建てたころに母屋の物をそっくり移したきり、誰も手を付けていなかったそうです。
亡くなった祖父の購入したものだったのか、人から譲り受けたものなのか、家人では価値が判らないとのことでした。
昔の氷コップを30000円で買取する等して、今回総額で12万円の買取になりましが、買取させて頂いたお品の他にもいくつか処分したものもあるとのことで、処分したものの中に、買取対象になるものもあったようでした。
ですが、ご依頼主様にとっては思わぬ金額だったようで、とても喜んで頂くことができました。
お家に倉庫や蔵があり古くから同じ場所にある(住んでいる)、昔からお店をやっている、またはやっていた場合、買取できるお品がある可能性が高いです。

今回は倉庫の整理も兼ねてとのお話であったため、お客様と一緒に片づけ、仕分けをしながらの査定になりました。
そのため、搬出、積み込みを含めて4時間半程かかり、通常よりも滞在時間が長くなってしまいましたが、倉庫も綺麗になり、一石二鳥だったと喜んで頂けました。
オールドノリタケ20160331 (19).jpg

オールドノリタケは現在のノリタケカンパニーが明治中期から第2次世界大戦終結までの間に生産したた製品につけられている呼称です。
(※上記の同時代に、輸出向けに作られた製品に限ってオールドノリタケと呼ぶ場合もあるそうです。)
ノリタケカンパニーと言えば、今も人気の陶磁器メーカーですよね。
現在も、豪華な装飾がなされた花器等、美術品のようなものから、普段の生活を華やかにするような実使用を考えたシリーズまで幅広く展開しています。
こちらのお品もお皿の真ん中は料理を引き立てるために装飾をせず、生地の色を活かしていますよね。
使用を視野に入れた用の美と、鑑賞するための華やかさを持ち合わせているのがノリタケの陶器の特徴であると言えますね。

オールドノリタケ20160331 (7).jpg

お品の状態について、今回買い取り金額に響いてしまう点があったため、その注意点と取扱いについて簡単にですが紹介させて頂きます。

まずは外箱の有無です。今回のお品は残念なことに外箱を紛失されていました。
食器類はシリーズや種類が豊富なため、裏印の照合による生産年代の特定のために、できるだけ共箱は残しておきたい所です。
片づけ等の際、購入した本人が取り扱わない場合はその価値が判らず、外箱や付属品を捨ててしまうこともありますよね。
紛失が心配な場合は、しまい込む前に外箱のラベルや印刷部分を切り抜いて別にファイリングしておいたり、またデジタルカメラやスマートフォンで撮影しておくと、最低限、販売元やブランドを特定できるのでおすすめです。

オールドノリタケ20160331 (22).jpg

裏を見ると、「ヤジロベー印」と「月桂樹」が印刷されていました。
オールドノリタケの裏印には、非常に多くの種類があり、その印によって製造された年代が特定できます。
今回で言えば、
ヤジロベー印…1912年〜1940年頃
月桂樹…1933年〜1953年頃
となります。

オールドノリタケ20160331 (22)-2.jpg

また、意匠登録番と言われる裏印の下にある番号からも、製品のデザイン(シリーズ)が始まった年代を知る事ができるそうです。
こちらの小物入れの番号「」だと、番号が25000〜30000代になるため、大正14年〜昭和元年に製造が始まったシリーズであると言うことが出来るようです。
また、こちらは同じ番号で意匠登録番と混同しやすいのですが、「USパテント番号」と呼ばれる数字になります。
US→アメリカ
パテント→特許
という意味ですので、当時のアメリカでの特許番号になります。
こちらのお品が当時輸出され、日本に戻ってきた「里帰り品」であることが言えるそうです。

ですが、この印や数字だけでは正確な年代を言い切ることは出来ない言われています。
製造されたと思われる時代に見合った製品の特長(生地の色味や意匠)が見られるか等、着目すべき点はまだまだあるそうです。
熱心なコレクターの多いオールドノリタケですが、これがコレクターの探究心に火をつけてしまう一つの要因なのかもしれませんね。

オールドノリタケ20160331 (21).jpg

話を元に戻して、お品の状態についてご紹介しますね。

画像にありますように、若干の使用感と剥がれがありましたが、使用品としては状態の良いお品でした。
お品自体のキズや装飾の剥がれなどとは別に、ほこりを被っていたりして汚れがある場合に、掃除をしてから見せたほうが高価に買取ってもらえるのか、と言ったことお伺いされることがありますが、そんなことはありません。
掃除を行って落とすことのできる汚れであれば買取価格が下がることはありませんし、何と言っても掃除の際に金彩やプリントの剥がれてしまうと買取価格が下がってしまいます。
今回のお品のようにプリントや金彩のような繊細な装飾が施されている場合には、多少汚れがあってもそのままで売却して下さい。
買取した後に、当店で丁寧に掃除させて頂いきます。

装飾はプリントで、所々に粒上の盛り上げがあります。こちらはオールドノリタケの技法のひとつだそうです。
また、金彩も当時の輸出向けに作られた製品の特徴であると言われているそうですよ。
オールドノリタケ20160331 (2).jpg

最後に、ノリタケの高価買取品を例を挙げて紹介します。
ノリタケは現在も人気の陶磁器メーカーであることは先に述べさせていただきましたが、オールドノリタケの復刻版として、豪華な金彩や手描きの絵付けが施された製品も限定品として生産されています。
当時の意匠を現在の技術で復活させたもので、人気のあるお品だそうです。
こちらは製品としては現代のものになりますが、買取が可能です。
また、今回はプリントで模様が転写されたお品でしたが、もし全て手描きなら日本向けのカップ&ソーサーの中で手描きのものは非常に珍しいため、高価買取の対象になります。
譲り受けたものである場合、こういった判別がつかない方もいらっしゃるかと思います。

ノリタケは年代・シリーズ・復刻版と幅広いラインナップのため、売却をお考えの際には、買取参考価格等、お気軽にお電話にてお問い合わせくださいね。

買取査定員からのコメント

スタッフからのコメント

今回、この7点についてのの査定の詳細は、
ティーポットセット…3500円
ボウル2枚…1000円
小物入れ…500円
となりました。一点、一点が高価買取品である、という訳ではありませんが、何点かまとめて売却頂ける場合には、単品での買取価格よりも高く買取させて頂いています。今回のように、整理や家屋、蔵の解体の場合、処分したものの中に高価買取につながる物があった・・・というケースがとても多いです。もったいなかったな...というお客様のお声を多くお伺いしますので、なるべく処分される前にこちらの査定フォームこちらの査定フォームかお電話でご連絡下さい。


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