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和楽器・三味線・尺八全般買取致します

琵琶の買取実績

 
【強化買取】琵琶の強化買い取りを行っています。

※買取商品の状態によって価格は変わりますので詳しくはお問い合わせください。

掲載されている買取実績についてご質問などありましたら、下記までお問い合わせください。

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営業時間. 9:00 ~ 18:00

遺品整理の買い取りはお任せ下さい

ご家族が亡くなり、いざ遺品整理をしようとしても、価値が判らない、物が多すぎてどこから手をつけて良いのか判らないなど、頭を悩ますことが多いですよね。
生前大事にされていた形見の品など、無暗に手を付けるのは故人に対し申し訳ないと、処分するにもなかなか手が進まない場合もあるでしょう。

浪漫ドロップではそんな悩みの多い遺品整理を、遺品整理士の資格を持った担当者がご遺品の買取をさせて頂いています。
故人が大切にしていたコレクションや、お家の家財道具一式は勿論のこと、引き継いだ物の量が多すぎて置き場所に困っているご遺品の数々を、適切に選別させて頂き高価買取いたします。
遺品整理にて売りたい骨董品や美術品、故人が大切にしていたお品物がありましたら、浪漫ドロップへお任せください。

家屋・蔵の解体時の買取はお任せください

ご空き家やリフォーム・建て替えで古くなったお家や蔵の解体をする際、処分に困るのが解体業界で「残地物」と呼ばれる廃棄物です。
解体業者さんに処分を依頼すると追加料金がかかるので、解体費用より処理費用の方にお金がかかってしまったり、本来は売れる物でも処分費用がかかってしまったり、お客様が損してしまうケースが多いです。

そんな悩みの種の「残地物」を浪漫ドロップでは丁寧に選別・査定させて頂き価値を見出し高価買取しております。
旧家・古民家、蔵の残地物でお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
美術品や骨董品の買取は勿論のこと、格子戸や帯戸、藏戸などの建具類まで、家屋や蔵の中のお品物を無料査定・出張買取致します。
家屋や蔵を解体するご予定がありましたら、何も処分しない状態で取り壊す前にぜひ、浪漫ドロップへご連絡下さいませ。

和楽器を知る~琵琶(びわ)~


なす、それとも洋なし?

撥(ばち)も含めた義爪(ピック)で弾く撥弦楽器(はつげんがっき)の一種である琵琶。ギターや三味線といった他の撥弦楽器に比べるとボディにあたる胴の部分に特徴があります。それはフォルム。なす、それとも洋なしを包丁で縦半分にスパっと切ったような平べったい胴をもつ琵琶がほとんどで、ネックも短く、種類によっては全長の大部分を胴で占めているタイプもあるほどです。

ペルシャで誕生し中国・インドを経て日本に

誕生したのはペルシャと言われ、シルクロードを通りインド・中国に伝来。両国で発展したものが奈良時代の頃に唐楽の伝来にともない、他の楽器と共に日本に伝わったとされています。このような歴史から日本の琵琶のルーツは大きく2つに分かれます。1つはペルシャ(イラン)系のもの。もう1つがインド系です。ただ残念なことに後者は現在では日本のみならず海外でも演奏されておらず、幻の楽器と言われています。なお両者の違いは、ネックの部分になります。現在日本で見られる琵琶のほとんどがペルシャ系であり、ネックが内側に90度曲がる「曲頸(きょっけい)」と呼ばれる形状をしています。これに対しインド系琵琶はネックの部分が「直頸」であり真っ直ぐ。弦の数は4本だったり5本であったりまちまちです。

演奏だけでなく弾き語りにも使われる

ペルシャ系琵琶をルーツに、日本で独自の発展を遂げていった琵琶。雅楽などの演奏会で使われるだけでなく、経典、物語、教育などを伝える際の弾き語りの道具としても重宝され、それぞれの時代ならびに使い方で、種類が細分化されていきました。

■楽琵琶
雅楽に使われます。琵琶の中ではもっともサイズが大きく、長さ約1メートル、幅約40センチ、弦の数は4本。歴史も古く日本に琵琶が伝来した当時からあるタイプです。

■盲僧琵琶
楽琵琶のようにステージで使うのではなく持ち歩き、仏教の経典を弾き語りながら伝える際に使われました。その役目を担っていたのが琵琶法師で有名な盲僧たちであり、名前の由来にもなっています。移動の際に背負ったことから小型化が進み、笹琵琶とも呼ばれます。同文化が発達・流行した九州地方で特に発展し、その後全国に広がったと言われています。

■薩摩琵琶
盲僧琵琶の一種です。室町時代の末、若い武士に情操教育を施すために薩摩藩の島津忠良公が教訓的な歌詞をつくり、薩摩藩の盲僧に語り弾きさせた際に使われたのがルーツとされます。武士の強さを表現できるよう、撥も含めたサイズが大きく奏者も男性が大半でした。

■筑前琵琶
薩摩琵琶と同じく盲僧琵琶の一種ですが、薩摩のそれとは対照的に三味線や月琴の特徴も加えながら進化しました。その結果、女性でも気軽に弾けるようなタイプとして認識されています。

■平家琵琶
経典や教えではなく『平家物語』のような物語を伝える際に弾かれた琵琶です。当初は物語を伝えていましたが、次第に時の話題なども伝えていたようで、現代で言うところのメディアのような存在であったのでは、と推測する専門家もいます。なお雅楽や能といった他の日本の伝統芸能と共にその後も流行・存続し続け、現在でも奏者がいます。

■阮咸(げんかん)
秦琵琶とも呼ばれ、胴の部分が一般的な琵琶のように洋梨型ではなく円形です。全長は約1メートル。他の琵琶とちがい棹(さお)が長いのも特徴で、約60センチもあります。似たような種類に月琴があります。

国宝級の品もありますが……

天武天皇の愛用品として正倉院に収められている「螺鈿紫檀五弦琵琶」。超有名な琵琶であり国宝でもあります。胴の部分には裏・表どちらにも見事で鮮やかな螺鈿が施され、まさに国宝と呼ぶに相応しい逸品です。ただアンティーク市場でこのような品を見ることはほとんどありません。どちらかというとシンプルな品が多く、盲僧琵琶が大半。胴の部分は裏側が桑の木で作られ、表側には桐の木を使ったものが多く出回っています。胴の木材部分にさりげなく彫刻が施されていたり、随所に象牙を使った装飾が施された品も見られます。桑の木本来の素朴な色合いや木目を活かしたシンプルな製品が数多く出回っています。

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