古いおもちゃといっても、年代もアイテムもとにかく幅が広く、100年以上前のおもちゃから、昭和60年代頃までの多種多様なおもちゃが買取対象となります。
まず戦前の明治～大正、昭和初期頃おもちゃですとゼンマイ仕掛けのブリキ電車や軍艦、アンチモニー製ピストル、戦争関連の玩具、セルロイドのキューピーなどが流行しました。中でも明治時代のゼンマイ式ブリキ電車や自動車は箱付きだとかなり高額で取引されています。
戦後のおもちゃでは、まずブリキ製の野村トーイ鉄人28号やビッグＸ、ヨネザワ製８マン、ブルマァク製仮面ライダーやウルトラマン、バンダイやイチコーから発売したグロリアなどのブリキ自動車が大変人気です。
次にソフトビニール人形・通称ソフビです。
ソフビと言えば何といってもマルサン製のウルトラマンやウルトラＱの怪獣が有名です。特にガラモン・ゴメス・ペギラ・ゴローなどはかなり希少で中々お目にかかれません。他にもブルマァクのウルトラマン怪獣ソフビやバンダイ・ポピー製の仮面ライダーソフビ・中嶋製作所のタイガーマスクシリーズのソフビなどがあります。
プラモデルでは今井化学製サンダーバードシリーズが大ヒット、マルサンではゴジラシリーズやウルトラシリーズ、バンダイではロボット系や仮面ライダーのプラモデルが発売されました。
1974年には超合金第一号のマジンガーＺがポピーから発売され、その後勇者ライディーンや合体ロボの超電磁ロボコンバトラーＶや百獣王ゴライオンなどカッコいい超合金が数多く販売され復刻品が作られる程です。
上記で紹介した以外にも価値のあるおもちゃはまだまだ存在します。
代表的なものではトミカやミクロペットなどのミニカー、ボルテスやグレンダイザーなどのジャンボマシンダー、バービー人形やリカちゃん人形などの着せ替え人形、等々です。
ノベルティーグッズは販促品や店頭用の企業キャラクター物です。
不二家のペコちゃんやビクターのニッパー犬、薬局のマスコット・サトちゃん、ケロちゃんなどが有名です。
他にも明治時代の仁丹や大学目薬の木製看板やカルピスやボンカレー、コカコーラ等のホーロー看板もコレクターが多いです。
そして忘れたはいけないのが銀行で貰えたソフビ製の貯金箱、三和銀行のウルトラマン、十八銀行のひょっこりひょうたん島、三井銀行のマジンガーＺなどが珍しいです。
同じキャラクターでもお客様用に配るミニサイズではなく銀行のカウンターなどに飾ってあるカウンター用の大きなサイズの物はより珍しく価値が高いです。
グリコのおつかいブル公やシスコのゲゲゲの鬼太郎等の懸賞品も大歓迎です。