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一分金の買取実績

 
【強化買取】一分金の強化買取を行っています。

※買取商品の状態によって価格は変わりますので詳しくはお問い合わせください。

掲載されている買取実績についてご質問などありましたら、下記までお問い合わせください。

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営業時間. 9:00 ~ 18:00

遺品整理の買い取りはお任せ下さい

ご家族が亡くなり、いざ遺品整理をしようとしても、価値が判らない、物が多すぎてどこから手をつけて良いのか判らないなど、頭を悩ますことが多いですよね。
生前大事にされていた形見の品など、無暗に手を付けるのは故人に対し申し訳ないと、処分するにもなかなか手が進まない場合もあるでしょう。

浪漫ドロップではそんな悩みの多い遺品整理を、遺品整理士の資格を持った担当者がご遺品の買取をさせて頂いています。
故人が大切にしていたコレクションや、お家の家財道具一式は勿論のこと、引き継いだ物の量が多すぎて置き場所に困っているご遺品の数々を、適切に選別させて頂き高価買取いたします。
遺品整理にて売りたい骨董品や美術品、故人が大切にしていたお品物がありましたら、浪漫ドロップへお任せください。

家屋・蔵の解体時の買取はお任せください

ご空き家やリフォーム・建て替えで古くなったお家や蔵の解体をする際、処分に困るのが解体業界で「残地物」と呼ばれる廃棄物です。
解体業者さんに処分を依頼すると追加料金がかかるので、解体費用より処理費用の方にお金がかかってしまったり、本来は売れる物でも処分費用がかかってしまったり、お客様が損してしまうケースが多いです。

そんな悩みの種の「残地物」を浪漫ドロップでは丁寧に選別・査定させて頂き価値を見出し高価買取しております。
旧家・古民家、蔵の残地物でお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
美術品や骨董品の買取は勿論のこと、格子戸や帯戸、藏戸などの建具類まで、家屋や蔵の中のお品物を無料査定・出張買取致します。
家屋や蔵を解体するご予定がありましたら、何も処分しない状態で取り壊す前にぜひ、浪漫ドロップへご連絡下さいませ。

古銭・切手を知る~一分金(いちぶきん)~

一分金の誕生

一分金というのは江戸時代に流通していた金貨のことです。この一分金は金座などで扱われるときは一分判(いちぶばん)と呼ばれていました。日本の貨幣書などには一分判金(いちぶばんきん)と書かれています。天保8年に一分銀が発行されてからは一分銀と区別するために一分金と呼ばれるようになります。

一分金の概要

一分金の形は長方形をしていて文様は表面の上下部分に扇枠の中に五三の桐紋が押印されています。そして裏面には光次と花押が刻印されています。この光次というのは金貨の鋳造を請け負っていた金座の後藤光次の刻印です。ものによっては右上に鋳造年代印が示されているものがあります。

慶長一分金(けいちょういちぶきん)

慶長一分金またの名を慶長一分判(けいちょういちぶばん)と呼ばれています。 小判と金品位は同じですが形と形状が違い、長方形をしていて重さも小判に比べて1/4の量目で造られています。文様は上部に扇枠その中に五三の桐紋の押印がされているのが特徴です。中央部には分一と刻印されていて、裏面には光次と花押の刻印がされています。またそれ以外にも裏面右上に「本」の字が刻印されたものと左右両方に「本」の字が刻印された両本の一分金が存在します。これは長年の流通により一分金が摩耗したり破損したものを金座が補修した証として残されたものなのです。

元禄一分金(げんろくいちぶきん)

元禄一分金には元禄一分判(げんろくいちぶばん)という名称があります。額面は一両小判と同じ金品位で量目と形が異なります。元禄一分金は長方形で量目は一両小判の1/4の量目で作られています。これは慶長一分金と同じです。表面は慶長一分金と同じ施しがされていますが、裏面は光次(花押)の刻印がされていて右上に「元」の字が刻印されているのが元禄一分金の特徴と言われています。

宝永一分金(ほうえいいちぶきん)

宝永一分金は元禄一分金同様にもう一つの名称があり、乾字一分判(けんじいちぶばん)とも呼ばれていました。額面は一両小判と同じ金品位で形と量目が異なります。形は長方形をしており、量目は小判の1/4の量目となっています。この宝永一分金の表面の施しは他の一分金と同様です。ただ裏面右上に「乾」の字が刻印されています。

正徳一分金(しょうとくいちぶきん)

正徳一分金は正徳一分判とも呼ばれています。額面は一両で他の一分金と同様に金品位は小判と同様です。表面の施しは上部に扇枠の桐紋が刻印されていて中央部には分一と刻印され、下部には桐紋が刻印されています。そして裏面には光次、花押の刻印があり、光次の「光」と「次」が重ねて刻印されています。これを「重光次」と呼び、享保一分金と区別していました。

享保一分金(きょうほういちぶきん)

享保一分金も他の一分金同様に造られています。額面は一両で小判と同じ金品位となっています。形と量目は長方形の形をしていて量目は小判の1/4の量目になっています。表面も他の一分金と同様ですが裏面は慶長一分金同様に年代印が打たれていません。そして中央部分の光次の「光」と「次」が離れた「離光次」であることから享保小判同様に正徳一分金と区別するために刻印されたと言われています。 また、裏面の右上に「佐」の字が刻印された享保一分金が存在します。この「佐」の字は佐渡金座鋳造の証として刻印されたものです。享保佐渡一分判、佐字一分判などとも呼ばれています。

元文一分金(げんぶんいちぶきん)

元分一分金は他の一分金同様に表面上部に扇枠に桐印が刻印されていて中央部には分一と刻印されて下部には桐紋が刻印されています。裏面には光次と(花押)の刻印があるのは他の一分金と同じです。しかし右上「文」の年代印の字が楷書体の文の字で刻印されています。元文一分金またの名を文字一分判(ぶんじいちぶばん)、真文一分判(しんぶんいちぶばん)とも呼ばれています。

文政一分金(ぶんせいいちぶきん)

文政一分金は他の一分金同様に表面上部に扇枠に桐印が刻印されていて中央部には分一と刻印されて下部には桐紋が刻印されています。裏面も他の一分金と同じ施しがされていますが右上の「文」の年代印の字が草書体の文字で刻印されているところが文政一分金の特徴になります。新文字一分判(しんぶんじいちぶばん)もしくは草文一分判とも呼ばれました。

天保一分金(てんぽういちぶきん)

天保一分金は額面では一両で、形と量目は小判とは異なります。形は長方形で量目は小判の1/4の量目となっています。表面の施しは他の一分金と同じです。裏面の光次(花押)の刻印も同じ刻印がされています。右上には「保」の年代印が打たれていて保字一分判(ほうじいちぶばん・ほじいちぶばん)などと呼ばれています。

安政一分金(あんせいいちぶきん)

安政一分金は額面一両で金品位も小判と同じです。ですが形と量目は小判とは異なります。形は長方形で量目は小判の1/4の量目となっています。表面の施しは他の一分金と同じです。裏面は他の一分金と同じですが右上の部分だけが異なり、「正」の年代印が刻印されています。また正字一分判(せいじいちぶばん)とも呼ばれています。

万延一分金(まんえんいちぶきん)

万延一分金は万延小判と同格の金品位ですが形と量目が異なります。万延一分金は長方形をしており、量目は小判の1/4の量目となっています。表面の施しは他の一分金と同じです。裏面の年代印は打たれておらず万延一分金は万延小判同様に大きさが他の一分金に比べ著しく小さめに造られています。新一分判(しんいちぶばん)とも呼ばれていました。またこの一分という額面はすでに安政一分銀が制していたことから一分判は小判よりもさらに小額に造られ、形式だけのものとされていました。

年代の古いものほど価値が高い

一分金に関しては小判同様に年代別の呼び名が頭についています。そして表面の施しもどの一分金もほぼ同じに様に統一されていますが、裏面の一部のデザインだけが全てそれなりに意味のある刻印が施されるという形で造られました。この部分は小判と同じ形態で造られています。この一分金の現在の価値もそれぞれ違いますが基本的に年代の古いものほど高値で取引されているようです。ちなみに慶長一分金では状態によっても異なりますがひとつ約二十万円前後で取引されているようです。

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