買取実績
東京都武蔵野市にお住いの方からお譲り頂いた、天井照明につける陶器製のシェード(電笠)です。
メーカーは日本を代表する陶器ブランド、世界中にファンを持つノリタケ(現・ノリタケカンパニーリミテド)。
そんなノリタケ製のなかでも、日本陶器という社名で、明治時代から戦前までの昭和初期のころにつくられていた品を「オールドノリタケ」と言います。
今回お譲り頂いたお品は、まさにそのオールドノリタケブランド。
他の和製アンティーク品と同じように、和と洋の雰囲気が見事に融合した、大正ロマンを感じるデザインが特徴のお品になります。
お客様のお母様は、ノリタケをはじめとする陶器製品を集めるのがお好きだったのこと。残念なことにそのお母様が亡くなり、そのコレクションである遺品整理をしたいと、ご連絡頂きました。
そのためご自宅を訪れると、洋食器を中心したアンティーク品が数多くありました。
マイセン、エルメス、バカラなど。
観賞用もあれば、実際に使っていたお品もあるそうで、お客様もお母様との思い出を懐かしみながらの査定となりました。
実際、このランプシェードも使っていた時期があるとのこと。電球の灯りが陶器を通過することで醸し出す、言葉では表現しづらい淡いけれど深く、どこか温かみの感じる明かりを、お客様が感慨深げに見ていたお姿が印象的でした。
電球は、一般的なご家庭で最も使われている「E26」という現行品サイズですので、ご購入後すぐにお使い頂けます。
笠の部分に描かれているデザインは、果物の柘榴(ざくろ)です。機械によるペイントではなく、職人がていねいに手書きしているため、ランプの灯りと同じように、温かみが伝わってくるデザインとなっています。艶感もとても上品。キズや擦れ、欠損などもありません。観賞用でも、実用でも、どちらでもお使え頂ける逸品です。できれば部屋の灯りをこの照明だけにして、ノスタルジーな雰囲気を感じてもらえればと思います。当店ではノリタケのお品物を買取強化中です。お心当たりの方はぜひこちらの査定フォームこちらの査定フォームかお電話でご連絡下さい。