買取実績
茨城県守谷市にお住まいの方からお譲り頂いた絵画になります。
作者は鶴田一郎。今回のような絵画だけでなくレコードジャケット、ブックカバー、広告作品など。グラフィックデザイナーとして幅広く活躍されているアーティストです。
長い黒髪に細い顔立ち、シュッとした眉や目。いわゆる美人とされる日本人女性を描く作品が特に有名です。独特なタッチが評判を呼び、デビュー当時から長きにわたり第一線で活躍されています。
作品を譲ってくださったのは年配の女性です。ただ特に、芸術作品のコレクターというわけではありませんでした。
銀座で買い物をしていたら、たまたまギャラリーで鶴田一郎の展示会が開催されていたそうです。
いつもなら通り過ぎるのですが、なぜかその日は、ギャラリーに足が向いたそうです。
そこで見つけたのがこの1枚。
お客様は言います。「一目惚れでした」
以来、ご自宅のリビングに飾り、毎日眺めていたそうです。
近くお引っ越しされるそうで、新しい住居にこの絵は合わないと、手放すことを決めご連絡頂きました。
セリグラフとも呼ばれるシルクスクリーンの技法により作られた作品です。シルクスクリーンとは、簡単に言ってしまえば版画です。色のつく部分、そうでない部分をデザインすることで、このような見事に絵に仕上げていきます。以前は版をシルクで作っていたことから、その名がついています。最近はシルクでなく化学繊維のテトロンを使うのが一般的です。
当店ではいわゆる骨董品に限らず、絵画も取り扱わせて頂いております。古い絵画だけでなく、現代作家の作品も大歓迎です。査定に関しても、今回のように一枚からでもちろん構いません。「この絵、売れるかな?」と思うようなお品がお手元にありましたら、こちらの査定フォームこちらの査定フォームよりお気軽にご連絡ください。