買取実績
茨城県那珂市にお住まいのお客様からお譲り頂きました、象牙彫刻になります。
お客様のお母様がお亡くなりになり、その遺品整理で出てきたお品とのことでした。
高さ約35cm、重さ約3kg。観音様の全身のお姿を見事に表現した逸品です。
象牙彫刻は象牙を使い加工・装飾した品の総称です。象牙の産地であるエジプト、西アジア、インド、中国を中心に数多く作られ、日本には中国から伝来。珊瑚やべっ甲などの素材と同じく珍重され、このお品のような美術工芸品が数多く作られました。印鑑も有名です。
一方、近年象牙の取引が制限されていることから、過去に作られた骨董品に注目が集まっており、当店も積極的に買い取りしています。
なお、象牙彫刻を査定する際のポイントは主に以下になります。
・彫刻の質(繊細であるかどうかなど)
・状態(キズや欠損の有無)
・色味
・銘の有無
このお品は全ての項目で高い評価でしたので、二桁に近い数万円という金額で、引き取らせて頂きました
また、このお品以外にもお母様の遺品はいくつかあり、そちらもまとめてお譲り頂きました。他の象牙彫刻もありました。掛軸の軸、茶入、茶杓、箸など。お母様はお茶も嗜まれていたそうで、象牙製の茶道具がいくつかありました。そして、そのどれもがこのお釈迦様の像と同じように、上品な白色でコンディションも抜群。こだわりを持ち、お品を集めていたお母様のお人柄が、お譲り頂いた品を通じて窺えた気がしました。
なお象牙製品の取り扱いには認可が必要ですが、当店はきちんと許可を受けております。安心してご依頼ください。
このお品は単体でも査定額が高いものですので、1点からでも買い取らせて頂きます。一方で、それほど査定額がつかないお品もあります。しかし、そのようなお品もまとめてお譲り頂ければ、出張査定も含め、喜んで引き取らせて頂きます。なお、まとめてお譲り頂ける場合は、単品での買取額より金額が高くなる場合が多いです。また、事前にこちらの査定フォームこちらの査定フォームからおおよその査定金額をお伝えできますので、ぜひご利用ください。