買取実績
東京都渋谷区にお住いのお客様からお譲り頂いた、高さ約90センチメートルのニワトリが鳴く姿をイメージしたブロンズ像です。
お客様のお父様は骨董品、中でも特に西洋アンティーク品を集めるのがご趣味だったようで、ご実家のリビングや玄関には、これまで集めてきた品々が数多く飾られていました。
そのコレクションがかなりの数になったこと。さらに、お父様が高齢になられたということで、そろそろ少しずつでも処分した方がいいのでは、という話が家族であがったそうです。
そんなときに、お父様のご子息である今回のお客様が、当社のホームページをご覧くださり、ご連絡くださいました。
数多くある買取専門店から当社を選んでくださった理由をお聞きすると、以下のようなお言葉を頂きました。
「大きく重い像なので、自宅まで引き取りに来てくれることが大きかったですね。また、似たような品をこちらのお店で扱っていたので安心できました」
このブロンズ像の重さは約52kg。日本人女性の平均体重とほぼ同じです。力のある男性でも、1人でも持つことはかなり厳しい大きさです。
ただ、細工はかなり繊細です。羽、足、鶏冠、顔の表情の造形はまるで本物のニワトリのよう。さらに鳴き声が聞こえてくるような、”雄叫び”という表現がぴったりの逸品です。
作者はAuguste Nicholas Cainというフランス人彫刻家です。彼は、犬、ロバ、水牛、ライオンなど、鶏以外にも数多くの動物の造形を得意としているアーティストです。
また作品には同じくフランス人彫刻家であり、金属造形を得意とし、ブロンズ彫刻の祖とも称されるFerdinand Barbedienneの名も刻印されています。彼は1800年代に活躍したアーティストです。
全体を通して、傷、擦れ、欠損といたダメージはほとんど見当たらず、コンディションは良好。高値で引き取らせて頂きました。
ご自宅に訪問する前から想像はしていましたが、とにかくお品が重かったです(苦笑)。ご購入された際にも2人掛かりで苦労して運ばれたそうですよ。ご実家にはこのニワトリのブロンズ像以外にも、水牛、ライオン、人物などのさまざまな銅像があり、お父様が特にブロンズ像好きであることが窺えました。次に整理するお品が決まりましたら、ぜひともまた当店を、ご利用くださればと思います。当店ではブロンズ像や西洋アンティークを高価買取中です。お心当たりのある方はぜひこちらの査定フォームこちらの査定フォームかお電話でご連絡下さい。